Aug 24, 2011

小旅行記 名古屋〜金沢〜長野〜松本

8/18(木) @ 名古屋

前日、徹夜。
焼きつくような日光を久しぶりに感じながら新宿へ。41と合流。
10:30新宿発。16:30頃、名古屋着。高速バス。
栄へ移動し、ビジネスホテルにチェックイン。小休憩の後、金山へ移動。
TTI(大学)飲み会。メンバーは41、P、S、H。Pは数日前にアメリカから帰国したばかりだったので、その留学の話など。それに加え、各自の近況など。
自動車業界への就職が多い大学出身(Pだけ現在もドクターで在学中)で、数年前までは同じ大学にいたメンバーであるが、自動車業界に行ったのは一人だけで、一人は物流関係大手で手取りで月30以上を稼ぎ、一人はドクターの修羅の道を歩み、一人は院を中退してAKB系ショップでフリーターをやり、一人は無職で映画を作ったりしている。今から10年後、皆はどうなっているんだろう。
日付が変わる頃、41の提案で何故かカラオケへ。このメンバーでカラオケって…と思いながらも。
各自、バラバラな趣味の中、バラバラなジャンルを歌う。Hのアニソンは素晴らしかった。1曲も知らなかったが。
2:00頃Sが翌日朝からの仕事のため離脱。残ったメンバーは3:30頃までダラダラした後、デニーズへ。
始発待ちのファミレスでどれくらい粋なトークで場を繋ぐことが出来るか。という事を試すも、全員眠気マックスのためグダグダになる。5:00頃PとHが帰宅。そして残された41と俺。
始発まであと30分。というタイミングで、まさかのタクシー乗車。10分くらいでホテル着。
6:00頃就寝。といっても、自律神経がおかしくなってしまい結局は2時間程度の睡眠。
TTIメンバーはそれぞれが、それぞれの道で頑張っている。
今回は、来ると聞いていたMが諸事情により不参加、という事で、最大手H社に入社した彼が、入社後数ヶ月経過し、今どんな感じなのか話を聞こうと思っていたため非常に残念だった。次の機会にまた。
確かなことは、名古屋では“名古屋嬢”が減っていることだ。



8/19(金) @ 名古屋
11:00起床。12:00チェックアウト。ホテル向かいの店でラーメンを食って41と別れる。
徒歩で15分程度伏見の方に歩き、この日に予約していたホテル周辺でチェックイン時刻の15:00まで時間をつぶす。
カフェ2つ。南博「白鍵と黒鍵の間に」を読む。80年代銀座の雰囲気を、10年代名古屋にて感じる。
15:00頃チェックイン。ホテルのランドリーで洗濯などしつつ、ダラダラする。17時頃に眠気マックスを迎えるが、ここで寝ると深夜に起きること必定と思い堪える。コンビニ弁当の軽いやつなど食しつつ、鳥人間コンテストに涙しつつ、シャワーを浴びつつ、0:00頃まで眠気を堪える。
0:00頃、Sが仕事を終え東京からホテル着。
ようやく寝れると思い電気を消すも、やはり自律神経の乱れ激しく、実質の就寝は5:00頃。
こう書いてみて気がついたが、水曜から金曜の3日で実質3時間くらいしか寝ていなかった。
ヤバい。ちょっと寝なさすぎだった…



8/20(土) @ 名古屋〜金沢
1時間程度ウトウトして6:00起床。雨。ホテルフロントで傘を購入しつつ6:45頃チェックアウト。
名古屋駅から金沢駅まで。高速バス。7:30〜11:30。バス内で寝た。金沢は初。
駅構内観光案内所にて観光マップをゲットし、ホテルへ荷物を預けてから近江町市場へ。
13:00頃、刺身屋定食なるものを頂く。
その後、金沢城、兼六園と見物。兼六園は素晴らしかった。日本人の美の感覚は素晴らしい。
16:00頃、金沢蓄音器館なる所へ。各国の蓄音器の音の聴き比べ。EMG MK10という蓄音器の音を聞いて驚く。
ラッパの部分が紙で出来ているらしいのだが、ノイズが他のそれと比べて極端に少ない、柔らかい、生演奏のような音を出す蓄音器だった。
レコードは元々円盤ではなく円筒型であったこと。円筒型の時は縦方向の波を針が拾っていたこと(つまり、針が、その長手方向を上下に振動する)。円盤は横波を針が拾うようになったこと(長手方向の振動では無く、左右の方向、地震の振動を探知する針と同じ動きのイメージ)。その際、エジソンは縦方向の波の方が音質を保証出来ると考え、円盤で且つ縦波を成形したレコードを作ったこと。が、そのレコードは厚さが7mmくらいもあったため、大量生産の面でプレスのみで簡単に成形でき且つ軽く安価に生産できる今の形のレコードほど普及しなかったこと。など、館長の説明で初めて知った事が多かった。19世紀から20世紀に入る時代の話。複製技術が音楽分野に到達し、家で好きな音楽を好きな時に再生する。という現在でもまだメジャーな聴取スタイルを確立していった頃の時代の話。
その後、ひがし茶屋街なる、京都のような路地にて冷たい抹茶などを飲んで休憩し、18:00頃駅まで戻る。
Sがお土産などを物色。
一旦ホテルに行きチェックイン。少し休んで20:00頃、駅構内にある定食居酒屋へ。
かた豆腐、おでん、茶飯などを頂く。ビールと地酒「剣」2合を冷で。寝不足かつ移動かつ観光により酒がまわり顔が真っ赤に。21:30頃戻り、シャワー。
0:00就寝。南博「白鍵と黒鍵の間に」をこの日、読了する。
この日はようやく、ぐっすり寝る。

























8/21(日) @ 金沢〜長野
8:00起床。ホテルのバイキング朝食。金沢はホテル日航というちょこっとだけ高めのとこだったので、バイキングもちょこっとだけ贅沢な感じだった。
9:00チェックアウト。駅のロッカーに荷物を預け、21世紀美術館へ。
前から一度行きたいと思っていたところだったが、うーん。あまり。そんなに。建築は素晴らしいが…
その日やっていた「Inner Voices - 内なる声」という展示を見る。女性若手作家達の展示。
藤原由葵という静岡在住の作家の「寿星女王」という作品がなんとも、今の日本人女性の感じで、「グロテスクでかつ軽い」という印象を受けた。
正午ごろ駅まで戻り、うどんを食し、スタバで休憩した後JRに乗り込み、長野へ向かう。
今回の旅は、移動は高速バス+JR青春18切符で、ホテルはSのJALマイルで払う。という感じ。
直江津という駅で18:00頃乗り換え。「かにずし」なる駅弁を買うも、中身がスカスカでちょっと笑う。
20:30長野着。そのままホテルへ。カップラーメンを食う。菊地成孔+大谷能生「M/D(上)」を読み始める。
シャワーを浴びて0:00頃就寝。この日もやはり、ぐっすり寝る。

















8/22(月) @ 長野〜松本〜東京
9:30起床。朝食はホテルバイキング。この日のホテルは普通。9:00チェックアウト。
長野駅に荷物を預け、バスで善光寺へ。
おみくじは末吉。善光寺は立派だった。一生に一度は行っておいても良い場所だと思う。Sは今回一番のお気に入りのようだった。「お戒壇めぐり」なるものを体験した。

〜善光寺HPより〜
※お戒壇巡りとは、瑠璃壇床下の真っ暗な回廊を巡り、中程に懸かる「極楽の錠前」に触れることで、錠前の真上におられる秘仏の御本尊様と結縁を果たし、往生の際にお迎えに来ていただけるという約束をいただく道場です※

本当に真っ暗。何も見えない。携帯で明かりを照らすのもNGらしい。ので、本当に何も見えない中を右手で壁に触りながら歩く。で、10cm先も一切何も見えないので、前の人に何度かタッチしてしまった。
そして、Sは「極楽の錠前」を触ったらしいのだが、俺は触れなかった。どこにあったのか分からず。
どうやら、御本尊様との縁を結ぶことは出来なかったようだ…
11時過ぎに近くの蕎麦屋で「さらしな蕎麦」なるものを食す。信州はそばが有名だ。確かにうまかった。
駅までバスで戻り、荷物をピックアップして12:30頃長野発。
長野から松本へ向かう途中で「おばすて」なる駅に何分間か停車したのだが、この駅からの景色が素晴らしかった。今回の小旅行はほとんど曇りか小雨の中の旅行だったが、この日だけ、何時間か晴れ間が見えた。どうやらこの駅から見る景色は日本中の駅の中でも有名らしい。
14:00頃松本着。またも駅ロッカーに荷物を預け、徒歩にて松本城へ。
入り口にて侍を発見する。写真を撮っていただく。帰り際に同じ場所に侍はいなかった。TDLにおけるミッキー的な存在なのだろうか。松本城は天守閣(6階)に登れるのだが、平日なのにとにかく何故か人が多くて、ここもやはりTDLのようだった。階段が非常に急であるため、ミニスカートをはいていたら確実に後ろの人からパンツ丸見えである。
16:30頃、駅に戻ってJRを乗り継ぎ東京へ。松本で駅弁を購入して車内で食す。ボックス型の車両は、気兼ねなく弁当が食えるので良い。松本〜大月〜立川〜溝ノ口と経由して用賀に着いたのは22:00頃。
小腹が空いていたので東秀でラーメンと餃子を食って帰宅。



























久々に旅行をして、中々楽しい気分転換になった。4泊5日。
が、宿泊費はSのマイル。移動費も食費もほぼS持ちの旅行で、さすがにちょっと、そろそろ金稼ぐように動かないとマズイなーと思ったりも…

巻き髪の名古屋嬢は、すでに絶滅危惧種である事。
金沢の人間の顔は、関西人と東北人を足して二で割ったようであること。
長野は思ったより過疎化が進んでいるようで、街中は割と荒んでいること。
松本の一部の女子高生の靴下は白く短くダサいこと。
スマートフォンは、都心以外ではそれほど見かけないこと。

そういった事を、そして、それ以外の事も色々と、学んだ。
が、最も重要なのは、やはり、
松本の一部の女子高生の靴下は白く短くダサいこと。である。
最後の写真も忘れてはならない。
各地には、なんだかよく分からない、雨で腐食の進んだ、裸のブロンズ像が大抵あると思う。
少年は、何故裸で横笛を吹くのか。お風呂上りなのか。小学生の頃から大いに疑問だ。


テレビでは、島田紳助氏が芸能界を引退する。昔何度かその筋の方とメールでやり取りしていたことが所属企業に見つかってケジメをつけるため。という、ビッグニュースなのか何なのかよく分からないニュースをやっている。芸能界に縁がないので、関係のない話だ。島田紳助氏が司会をする番組も一つも見ないので、やはり、関係のない話だ。
そのニュースと同列で前原氏が代表選出馬に意欲を示しているとのニュース。稲森会長という人が小沢氏派閥との仲を取り持っているなど。なぜ、一国のトップを決める代表選の話に、一民間企業のトップが重要なポジションを占めて登場するのか、政治に疎い自分には何がなんだかさっぱりだが、そんな自分にも確かに言えることは、前原氏は、いつでも、お風呂に入った後のような顔をしている。そして、それがなんとなく気に入らない。ということである。政局しかやらないニュースにはうんざりです。



追記:金沢のホテルにチェックインして夕食を食べに出る前に、Sからあった電話を返すと、O社に6年?くらい勤めていたKが会社を辞めて北海道に帰るとの話を聞く。急な連絡だったため、翌日(21日)にやるという送別会に行けなかった事が悔やまれる。Kは恐らくこのブログを見ていないと思うが、お疲れさまでした。

追追記:今年の夏は旭川に帰省する予定はないので、DやOやOに会えないのが非常に残念。東京に遊びに来たり就活で来たりした際には是非とも酒を酌み交わしたい所存。



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