Mar 22, 2007

20歳を超えたら大人という絶対的定義はやはり無意味



最近ふとした瞬間に歳をとったなあ,大人になったなあと感じることが多い.具体的には,

・腹を見て.
・チャリにのった男子中学生を見て.
・充分寝てもクマの取れなくなった自分の顔を見て.
・魚が旨いこと.
・ビールより酒が飲みたいときがある.
・ブランドに興味がわかない.
・写真週刊誌を買う.
・ニュースが気になる.
・激しい音楽がときに疲れる.(具体的にはエレキギター)
・友人に子供が生まれる.
・無意味なことを微笑を浮かべながら行える.
・オレは人とは違うという感じを出している若者を見ると少し恥ずかしい.

など.
もう少しで23歳.自分的には大人になってきているつもり.
しかし,社会的にはまだまだおこちゃま.

「大人」とか「子供」とかいう概念は絶対的ではなく,相対的なものだ.

小学生から見れば大学生は大人も大人.
部長から見れば大学生なんてまだまだ子供.

そういうことだったのか,と納得した.











Mar 19, 2007

太陽を盗んだ男




ずっと見たかったこの映画をGEOで発見.即レンタル.

プルトニウムを盗み核爆弾を自宅で作ってしまう理科教師の話.
ところどころに今ではありえない演出があり非常に面白い.昔はこれがクールだったはずなのに今見ると笑える.

主演:ジュリー(沢田研二)











Mar 12, 2007

The Brown Bunny




Vincent Gallo映画.
見たのは2回目.切ないほどの孤独・喪失感.
ジャケとタイトルで美しいラブストーリーかなーなんて思って見てしまうと,最後にビックリしてしまうので要注意.

こんなジャケでもGalloはGallo.
最高の美しさと最低の醜さが同居する男.











Mar 6, 2007

湧き上がる感情



金曜日に東京に行った.

某IT企業で働く人達に会った.30代と40代の人たちで高そうなスーツやコートを身に着けていた.とても仕事の出来る人たちだと聞いた.かっこいい大人だった.

日曜日に名古屋に戻った.

今日から実習先の会社でまた違う業務の研修が始まった.出会った人たちはAM6:00~PM9:00まで日曜日以外は毎日働いている.皆40代以上だが,ぼろぼろの靴とジーパン,そして真っ黒の手袋で仕事をしている.とても仕事の出来る人たちだった.やさしく力持ちでかっこよかった.

そこのおじいちゃんがお金のことをこっそり教えてくれた.


なんとも言えない気持ちになった.


会社からもらっているお金で人を判断してはいけない.
社会の評価ほど矛盾にあふれ,バラつきのあるものはない.
その評価の基盤には能力があるのか?
確かにある.
しかし生まれ育った国や,環境や,運や,偶然も多大に影響する.


要は,その人間と接し,尊敬できるかどうかだな,と感じた.
変なプライドから逃げなければ.どんどん迫ってくるその魅惑的なプライドから逃げなければ.