Apr 29, 2011

ガギグゲキッコ発売

去年の夏頃、就活で東京に来ていた名古屋時代の悪友41と飲んだ時、41のバイト仲間だった漫画家さんを紹介してもらった。大学時代から話は聞いていたが、会うのはその時が初めてだった。プロの漫画家さんと話すのは初めてだったので、若干緊張するかと思いきや、全然、普通の兄ちゃんで、いい奴だった。確か終電を逃して皆でうちに泊まったのを覚えている。

昨年末から、学校の修了制作(出来るまで課題)の企画を考えていて、どーしたものかと迷っていた時に、あー「漫画が出来るまで」は見てみたいなーとポッと思い浮かんだ。同時に、漫画家の彼とはもう少し色々と、突っ込んだ話をしてみたいという思惑込みで。

その事を、またも41と3人で飲んだ際に打ち明けてみると、ふわっと撮影のOKをもらえたので、「漫画が出来るまで」ドキュメンタリーの企画を立てて学校でプレゼンし、一緒に制作してくれる2名のメンバーも決定。今年に入ってから制作がスタートした。

そして、2月頭から3月末頃まで、漫画家さんの執筆作業過程(ネーム執筆から脱稿まで)を撮影させてもらった。

小学館の月刊IKKIという漫画雑誌に昨年春から「ガギグゲキッコ」という作品を連載していた漫画家さん。その連載最終回の執筆のタイミングと、学校の修了制作の企画から発表までのタイミングが奇跡的にバッチリ合ったのは幸運だった。

担当編集者さんとの打ち合わせ・IKKI編集部の仕事・IKKI編集長インタビュー・印刷所でのカバー印刷なども、地震があって一時制作がストップしたりスケジュールが一旦真っ白になって中々に決まらなかったり、色々とそれなりの紆余曲折を経ながらも撮影させてもらい、現在、残り数回の撮影予定を残しながらも、仮編集に入っている。


そして本日(もう昨日か)、彼の約1年間の仕事が単行本として世に出た。
2011年4月28日。土屋雄民「ガギグゲキッコ」全一巻、発売。


彼にとっては初の単行本発売だ。
IKKIでの連載も勿論読んでいたが、単行本で読むと、全然印象が変わる。
グッと来た。このブログを読んでいる漫画好きの奴には、別に知り合いだからとか関係なくオススメする。Amazonでも買えるよ。ヒリヒリする音楽漫画。


俺も、頑張らねばなーと、ケツを叩いてもらった感じだ。
スキルもセンスも俺には圧倒的に足りないが、今出来る事を、「やらなきゃいけないことを」ちゃんとやろうと思う。

映画の完成予定は6月末。地獄の編集期間が始まった。

Apr 26, 2011

初投稿

エキサイトブログの広告が邪魔&bloggerの方が色々出来そうなので、bloggerに移行。
過去の記事の移行は面倒くさそうだ。やる気になったらやろうと思う。

何卒よしなに。

今日は今から東陽一監督の話を聞きに行く。「ドラマとドキュメンタリー」について。

旧ブログ:【AAAIAUA BLOGhttp://kawa90000.exblog.jp/



エビチリなど



Apr 21, 2011

菊池信之さんの録音論 備忘録


4/13 菊池信之さんの録音論 備忘録箇条書き

・まずは、自分で考えて、自分が良いと思うものをやっていけば良い
・理論書に頼るのでもなく、経験主義でもなく
・音が映像に変わる“メッセージ”に過ぎないものではつまらない
・反映像という“メッセージ”では今は通用しない
・映像と音の対立構造はもう古い
・音がなくても傑作は傑作。音を過大評価する必要はない→では何故音が必要?
・映像+音=新たな現実。音は映像に従属するものでは無い。別物として、独立して考える
・同時録音だとしても、音は映像と一体化しない。音は映像と別物。そこから出発すべき
・人間は関心が向いている音しか聞こえていないのでは?
・「客観的な音」はあるのか?
・あるのは「現実」の多様性/複雑さ。現実/被写体への向き合い方から音は変容する
・どの場所(立ち位置)から得られた音なのか
・映像は「強制力」が強い。音には「多様性」がある
・音は一つの感情やものを表現しきれない。からこそ良い
・“意図”が音に加わる事は良いことか?
・現場での「音との出会い」→ここからその「空間」を考える
・音に出会い、受け入れ、広げていく
・現実を限定させる音は良いのか、危険ではないか
・現場の状況(季節、天気、時間、などなど)で音は変わる
・その場、その時の音を大事にする
・映像とは別の物語が音によって作られる(another story)
・映像と音がぶつかる場所に「新たな空間/現実」が生まれる


Apr 5, 2011

Spring Has Come



2011.4.2(Sat) @Nakameguro

We (I, Sato, Kubo, Shuhei, Kodama) ate, drank and chatted in the view of Sakura at Nakameguro.
It was a good time.