Jul 28, 2011

YIDFF2011

一日二回ブログ更新って…と自分でもちょっと気恥ずかしい感じがあるのですが、ちょっとニュース的な意味でここに記録を。


山形国際ドキュメンタリー映画祭:Yamagata International Documentary Film Festival:YIDFF
というものがあって、いわばドキュメンタリー映画の作り手にとっては誰しもが一度は目指すような、まあ漫才師で言うところのM1みたいな、それの国際版みたいな、そういうものがあって、隔年開催のこの映画祭、2011年の今年は開催年なわけです。

この映画祭には様々な企画があるわけですが、その中で、
「荒削りでもひと際光るなにかを感じさせ、新しい表現に果敢に挑み続けるアジアの作家たちを発掘、応援するプログラム」
というものがあって、それは「アジア千波万波」という名前がついています。これが言うなれば新人が出して上映されたらいいなーと思っている場所の一つな訳です。今年はどうやら63の国と地域から705本が応募され、その中から24作品の上映が決定したようです。うーん、3%…中々に狭き門…

この「アジア千波万波」に、いわゆる「先輩」の作品が上映されることが決定した、というのをさっき学校のHPを見て知ったので、若干興奮しつつも、あーやはり選ばれたのだなあ、納得、との思いもあり。

直接的には数回話したことがあるだけの、恐らくこちらの名前は覚えてもらっていない程度の関係性の先輩なのですが、この上映決定作品を、研究科(今自分が所属してるのは初等科)の上映会の時に学校の試写室で見させてもらって、私とその場にいたKとで驚愕したことは事実で、すげー!こんなすごいの作ってる人が先輩にちゃんといる!と、まあ純粋に嬉しく思ったのでした。

今回上映が決定したバージョンが、その時見させてもらった編集のままなのかどうかは不明ですが、「山形に出した」という話を後日伺う機会があって、「あーあれは凄く面白かったですー。いやー選ばれたらいいっすねえー。」と、完全に観客目線のだらしがない話をしたりしていたので、上映決定したと知って非常に嬉しいと同時に、自分もいずれ、は…!との思いを強めたりする夕暮れであります。

いやしかし、先輩が評価されるってのは非常に嬉しいですな。しかも機材は我々とほとんど変わらないようなものを使っていて、撮影は大体1年くらいかけてされたもので、ほとんど撮影も編集も一人でやってらっしゃる。色々と勇気を頂きました。


その監督は奥谷洋一郎さん。作品名は「Les enfants du Soleil」(邦題は「ソレイユのこどもたち」の模様)
http://www.yidff.jp/2011/program/11p2.html




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