本当に忙しい人は

忙しいとは言わない．

俺はよく，「忙しいっスーいやぁ忙しいっスーマジ時間ないっスー」と言ってしまうので，実はそれほど忙しくないということです．

こないだ日曜に読んだのは，

2巻から一気に毒が出てきています．古屋毒．ほんと，時代の捉え方がうまい．

初めての天童荒太．悼む（いたむ）という言葉も初めて．「死」について深く考えさせられる一冊．長編．重い重い重いって雰囲気が最後にドーっと救われるようなカタルシス．
心に余裕がない人にはお勧めできません．ダンサーインザダークみたいな感覚になってしまって，また読むのには1年おかないとちょっと，って程重厚な作品．さすがに七年かけて執筆されたというのにも納得．
「忘れられる」ってのは，とっても悲しいことです．

芸人から学ぶべき人付き合いの知恵は多い．キム兄は厳しい．厳しいから優しい．この人は気遣いの鬼です．こんな先輩身近にいてほしい．