Sep 20, 2006

思考停止のメリットデメリット



高専時代の私は、常に何やら哲学的な難しいことに思索をめぐらせ、元来の性格からか何か知らないが、結論が「絶望」に至ることが多く、よく「暗い」と言われていました。

なんだか最近「暗い」と言われることが少なくなってきたので、「いやぁ俺もちったぁまともになったかなー」なんて楽観的に喜んだりしていたのですが、実はそれってちょっと違うのかもって思うようになりました。

高専時代に比べて「時間」がない大学生活を送ってきた私。人生初めての一人暮らしということもあり自然と日々の業務に追われ、物事を深く考察する習慣が絶たれていたのです。

要するに思考を停止されていたんです。
この事実に気づいた私はショックを受けました。

思考し続けることが「人間の存在意義」だと思っている私にとって、思考停止≒存在意義の消失になるのです。

あぶねぇよこりゃあぶねぇよ。って思いました。

思考停止ってのは今の社会的にはオッケーなことになってんですね。
むしろ、停止しちゃってるほうが全然生きやすい世の中なんですね。これ、メリット。
思考停止すると楽に生きられるし、割と周りからも認められやすいというか、社会に適応出来る感じ。

でも停止しちゃうってのは私にとっては「存在意義の消失」になってしまうわけで、これ、デメリット。もうかなりのデメリット。

バランスよくいかんと危険ですね。
たまには色んなことに思いをめぐらせて自問自答を繰り返す時間が必要です。











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