Apr 21, 2011

菊池信之さんの録音論 備忘録


4/13 菊池信之さんの録音論 備忘録箇条書き

・まずは、自分で考えて、自分が良いと思うものをやっていけば良い
・理論書に頼るのでもなく、経験主義でもなく
・音が映像に変わる“メッセージ”に過ぎないものではつまらない
・反映像という“メッセージ”では今は通用しない
・映像と音の対立構造はもう古い
・音がなくても傑作は傑作。音を過大評価する必要はない→では何故音が必要?
・映像+音=新たな現実。音は映像に従属するものでは無い。別物として、独立して考える
・同時録音だとしても、音は映像と一体化しない。音は映像と別物。そこから出発すべき
・人間は関心が向いている音しか聞こえていないのでは?
・「客観的な音」はあるのか?
・あるのは「現実」の多様性/複雑さ。現実/被写体への向き合い方から音は変容する
・どの場所(立ち位置)から得られた音なのか
・映像は「強制力」が強い。音には「多様性」がある
・音は一つの感情やものを表現しきれない。からこそ良い
・“意図”が音に加わる事は良いことか?
・現場での「音との出会い」→ここからその「空間」を考える
・音に出会い、受け入れ、広げていく
・現実を限定させる音は良いのか、危険ではないか
・現場の状況(季節、天気、時間、などなど)で音は変わる
・その場、その時の音を大事にする
・映像とは別の物語が音によって作られる(another story)
・映像と音がぶつかる場所に「新たな空間/現実」が生まれる


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