Dec 22, 2010

クリスマス前に新大久保で考えていた事



相方の姉の友達と、相方の母親が「韓流スター」好きらしく、正月の帰省前にそのグッズを買ってきてと頼まれた。

という訳で、去る日曜日、相方に付き添い、新大久保へ行ってきた。

韓流系のショップは非常に興味深い。
客層はおばさんばかりかと思いきや、若い女性もかなり目立つ。中学生くらいの女の子から20代30代の女性まで。共通点は「バブルっぽいメイクとファッション」の方が多いという事。

店内では写真はもちろんのこと、ポストカード、ポスター、カレンダー、文房具、CD、DVD、テレビの録画を焼いてるDVD(いいのか?)などなど、なんの統一性もない品目が所狭しとディスプレイされている。
全ての商品に韓流スターの写真がプリントされている、という唯一の絶対的統一性を持って。

なぜ、今、韓国がこれ程までに「キテいる」のか。という事は、ここ最近結構考えている。
竹島の領土問題が未解決のままのお隣さん(ちなみに、北海道に帰るより韓国に旅行行くほうが近いし安い…)。南北間での緊張で不穏な空気が流れている中、そんなものは全く気にも止めていないように東方神起やらKARAやら少女時代やらが大ブームのこの国。
最近学校が渋谷に移転したため、しょっちゅう渋谷に行くのだが、今日なんて、ギャルの聖地109を見上げたら、タワーにどでかく少女時代のディスプレイが。

どうやら日本のオタク男子たちは「嫌韓」な人が多いように思えるが、少女や女性達は韓国の男性が好きなようだ。この差はなんなのか。
日本男子はマッチョなものに嫌悪感を感じる傾向がここ数年はあり(草食系/メガネ男子みたいなね)、そんな日本男子の軟弱さ(あるいは、繊細さとでも擁護しようか)に物足りなさを感じる女子達が、徴兵制があってデフォルトでマッチョで身近な男子として韓国男子に走っているという構図があるのかもしれない。
しかし、それではKARAや少女時代が大好きな「女子達」の説明がつかない。なぜ、マルキューのディスプレイは少女時代であり、perfumeではないのか。単純に足が長いから、なのか?

俺自身としてはアメリカ時代の飲み友達&ルームメイトが韓国人だった事もあり、歴史的な問題はもう俺らの世代にはよく分かんないけど、これからはアジアで仲良くしていかないとダメだよねーという共通認識を持っていたというのがある。それ以外はバカな日本語を教え、バカな韓国語を教わり、一緒にメジャーリーグを見に行ったり花火を見にいったり、クラブに行ったり、ビールを飲んだり、ビールを飲んだり、ビールを飲んだりしていたので、全く韓国と言う国にも韓国人にも偏見はないのだが。
かといってKARAのダンスっていいよね、というくらいで(それは話題提供の小ネタ程度のレベルで)特別に「今、韓国」な感じはないのだ。

どのような情報環境で「嫌韓」になり、どのような情報環境で「ラブ韓琉」になるのかがよく分からない。
しかしながら、韓流ショップに渦巻くエネルギーには、やはり社会構造と時代背景を直接に反映している何かがあるように思えて仕方が無かった。

戦争か!?アイドルか!?
最も近いお隣の国に対して、そんな両極端(それはある意味では滑稽な)認識の住み分けがなされているこの国の感性は、明日は、どっちだ!!

結論は出ない。
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D5000の夜撮影テスト。一眼レフでの動画の質感はDVのそれより良いと思う。
問題は音だ。D5000にはマイクが付かない。内臓マイクではどうしても操作音が入ってしまう。
が、やっぱ質感はこっちのが良いと今は思う。フルスクリーン720pで観てみて欲しい。



結構賑わっている。豚を食わせる店が多い。

スーパーの隣ではで何やら韓国のおやつみたいなのも売っている。

韓流ショップ店内(他の店は込みすぎで撮れなかった…)

葉。

東方神起。真ん中の人だけなんかドラマで見たことある。

枝。

少女時代。左の人は可愛いと思う。

フレームによっちゃあホント何処だか分からない。月と木の先。

サンタ・ペ。

























1 comment:

  1. アジアって言う宿泊施設があるんだが、面白いぜ。

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