May 9, 2007

愛社精神



奨学金,会社の財布に戻りました.なんの連絡もなしに.
大学側の説明では,
「奨学金の取り扱いについては企業と学生間で"相談して"決定してください」
っちゅーことになってました,が,
大学から連絡のいってる会社側からの連絡は一切なく.
あれーおっかしにゃーなんて思ってたら,どうやら,すでに会社の口座に振り込まれていて,学生はもらえない.ということになっておるらしい.人づてに聞いた話.

相談ゼロ.連絡ゼロ.
僕の半年の寝不足の結晶は,僕の手に渡ることも,その所在すら知ることができなかった.


愛社精神を持つ従業員っていうのは,企業にとって非常に貴重な存在です.

僕は,いまのところ愛社精神は強くありません.どうも徐々に無くなっていっています.
うちの会社のやり方は失敗しているのでしょう.
現に僕の知っている「超」優秀な社員の人の多くは,辞める方向に進んでいるように見受けられ,これじゃー先はないな,と思うのです.

「会社に海外も行かせてもらって,大学まで行かせてもらって贅沢言うな」
という声はもっともらしく思えますが,実は,もう日本はそういう社会じゃないんじゃないかって思うのです.
「会社に貢献して長いことまじめに勤めれば,それなりの見返りが帰ってきた時代」てのはもうGood Old Daysの話で,今は,「一生懸命やっても見返りが保証されない」時代です.要するに昔よりハングリーな時代なんです.
今の日本の若者に愛社精神が育ちづらいのも,モチベーションの求められる経済構造が破綻しているからでしょう.











1 comment:

  1. 夏のボーナスに少し影響があるかもね。でも、会社に入るのは
    当たり前だよ。あんまり期待しないで、とにかく体壊さない程度にがんばって。

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