去る日曜日、久しぶりにお出かけという事で、鎌倉に行ってきた。
電車で約1時間。昼頃に到着し、とりあえず昼食という事で、「尾崎」という魚を食わす店でさば味噌煮定食を頂く。ツレはアジの刺身定食。瓶ビール一本。昼から飲む冷えた瓶ビールさえあれば、全然、楽しく生きていけると思った。
その後、鶴岡八幡宮へ。日曜で天気も良かった事もあるのか、かなりの人だかり。
大仏ハイキングコースなるコースをひたすら歩く。途中に浄智寺なる場所に寄る。澁澤龍彦のお墓がどこかにあるらしかったが、それほど見つける気もなく歩いていたら、やはり見つからなかった。布袋様がいた。石の。お腹をさすると元気になるらしい。元気になったと思う。いや、ならなかったかもしれない。いや、なったはずである。たぬきもいた。石の。ニヤニヤしていた。
紅葉はまだまだ色づき始めた位だったが、すすきは立派に秋の風景を作っていた。
ハイキングコースという、軽い語感から鼻歌交じりに歩くコースだと思っていたら、中々にハードな山登りコースで、トータルでは2時間半位登ったり下ったりしながら、大仏のある高徳院へ。
初めて見たのだけど、やっぱ笑ってしまった。でかくて。背中からは見ると哀愁が漂い、パックり開けられてどこか情けない感じも。奈良の大仏を見た時も思ったがこれを作った人たちは相当に愛すべきバカだと思う。もちろん、いい意味で。
大仏の中に入っても超つまらないとツレが言ったので、中には入らずに甘いものを少し食べて帰宅。
久しぶりに山の中を歩いて、気持ちが良かった。
たまには、こう、意識的に、季節の折に、自然に触れていくのがいいかなーと思う都市生活者な最近。
おまけ。帰りに江ノ電の中から撮った夕景。
動画を見ていて、この間用賀の家の近所でそば屋に行ったりしながらぶらぶらと歩いた時のことを思い出した。
ReplyDeleteあの時、唐突にして激烈な腹痛を伴った便意がなければ、もっとゆったり散歩できたのに。
ちなみに動画を見ながら「布袋の腹をさすってください」の看板が写ったときに、前を歩く女性の腹をさすってしまうという面白いやつをやってしまうんではないかとハラハラしたよ。