10月6日から10月13日にかけて開催された山形国際ドキュメンタリー映画祭に行った。
とりあえず、観たものを列挙。観た順。
「出稼ぎ東京」
「ネネット」
「光、ノスタルジア」
「大津波のあとに」
「槌音」
「殊勲十字章」
「ソレイユのこどもたち」
「女として生きる」
「反骨の砦」
「ある国鉄乗務員」
「市民戦争」
「第十九国会」
「南ベトナム海兵大隊戦記」
「テレビに挑戦した男・牛山純一」
「ギフト」
「朝が来て終わる夜を見たことがない」
「飛行機雲(クラーク空軍基地)」
「失われた町のかたち」
「チョコラ!」
「監督失格」
「川の抱擁」
「日は成した」
「三千年の収穫」
「まなざしの旅」
「雨果(ユィグォ)の休暇」
「アミン」
「阿仆大(アプダ)」
「柔らかな河、鉄の橋」
「密告者とその家族」
こう書いてみると結構観れてない。一日サボって読書してたし。。
各作品の感想を詳細には書く気がしないけど、良かったと思ったのは(テレビ除くと)
「光、ノスタルジア」
…一見関係ない人たちを監督の感覚で繋げていっちゃう強引さが嫌いじゃない。「繋げる役割」に真摯な姿勢に共感した。
「ソレイユのこどもたち」
…スタイルが確立されてる。
「朝が来て終わる夜を見たことがない」
…スタイルが確立されてる。
「チョコラ!」
…子供達がそこに生きている事がちゃんと誰にでも伝わる。「生きている」ことへの無条件の肯定が力強く感動的。
「三千年の収穫」
…うまく言語化出来ないけどストレートで気持ちが良かった。歌が強い。(劇映画)
「雨果(ユィグォ)の休暇」
…監督の事が好きになってしまったらもうそれだけでいいのかもと思えちゃう。短いの作品なのに人間がバッチリ映ってる。
「密告者とその家族」
…一番、エンターテイメントとして成立してた。ドキュメンタリー映画なんて普段観ない人でも「面白かった」と言える強度がある。
といったところ。
他のインターナショナルコンペ作品は、
一番退屈だったのは「阿仆大(アプダ)」シネマトグラフの実践らしいが、ペドロ・コスタのコピーにしか見えなかった。
「監督失格」「失われた町のかたち」「日は成した」はどれもセンチメンタルなセルフドキュメンタリーなのに、これだけ表現が違ってくるのを比較してみると面白い。どれも好き嫌いがハッキリ分かれそう。
「殊勲十字章」は玄人の評価が高いみたい。ブレヒト?らしい。が、自分には良く分からなかった。ただ監督の父親、監督ともに、その語りの背後に見え隠れするアメリカ的傲慢さに辟易した。
「飛行機雲(クラーク空軍基地)」は長くて寝た。冗長で疲れた。もっと切れるんじゃ…
「川の抱擁」結構好き。作品としてバランスが良いと思った。
連続して濃いドキュメンタリー映画を観るのは想像以上に疲れるんだなー、と。
そして、やっぱこれは来てよかったなーと。可能なかぎり今後も行きたい。学べる。かなり。方向性が見えるというか。全体の。香味庵も人間模様が面白かった。お会いしてみたかった人たちに会える場所があるというのは贅沢な事だ。
とりあえず、こんな感じ。もっと色々あったんだけど、それについては、またいつか…
もう少し頭の中で整理して今のドキュメンタリー映画の「傾向」を書けたらいいんだけど…
まずは何か仕事探さねーと…
香味庵で飲んで疲れきった後のホテルにて。蔵王温泉で購入した「ZAWO」Tシャツを着て。
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おつかれす。いっぱい見たね。
ReplyDelete監督やってんだから当然なのかもしれないが、短期間にこれだけの本数の映画をドキュメンタリーばかり見るって疲れそう。
こちらもあすより埼玉研修です。
>Oh west
ReplyDelete「監督」はまだまだ恐れ多くて名乗れないけどね。。
休みあったら飲もうぜー